皆保険制度もなく平均寿命50歳以下と言う時代で、結核などが蔓延し感染症治療が重要とされ地域の愛育制度の整備などにも貢献したようです。
第二次世界対戦に日本は敗戦しますが、その時代に長男不二彦が医院を継承しました。
その後の目覚ましい復興に併せるよう医療技術や治療薬が進歩し医療制度も整備され、不治の病と思われた多くの感染症が治癒可能となり平均寿命は延びてきました。
私の時代ではいわゆる飽食の時代で生活習慣病やがんが問題となりますが、次第にそれら疾患もコントロールが期待できるようになり、認知症対策や疾病予防などが、かかりつけ医の重要な役割とされるようになっています。
時代とともに私共の役割も少しずつ変わっていますが、地域の皆様に安心を届け信頼いただける「かかりつけ医」として診療したいという思いは初代より変わりありません。